癌(ガン)を発症した自分は不幸なのか、幸せなのか

癌(ガン)を発症した自分は不幸なのか、幸せなのか

その答えは、
「幸せ」です。
それは、なぜかと言いますと。
「この世でもっとも強い力」にヒントが隠れています。
この世でもっとも人が恐れていること。
それは、「死」ではないでしょうか。
この、「死」の恐れを克服することは、最強なのです。
先にも述べましたが、「この世でもっとも強い力」を得たようなものなのだと思います。
「死」に直面するような難病やガンを発病し、告知、余命宣告を受けたとき、逃れようのない「死」との直面を経験します。
そに瞬間から、「死」に対して向き合う日々が続くのです。
私たちは普段の生活をするなかで、頻繁に「死」と直面するようなことはありません。
つまり、「死」と直接に向き合うこと、そして、「死」を近くに意識しながら生活する力は、何よりも最強なのです。
最強の力を得たら、人は恐れる対象がほぼ、なくなるでしょう。
私自身も、ガンを発症し、告知、余命宣告を受けた経験者。
癌サバイバーとして、その後の人生を歩んで来ました。
私自身「死」に直面してからは、「死」に対する意識、考え方そして、向き合い方が大きく変わったように感じます。「死」に直面し、そして、クリアして、今を生きている。この事は、「死」に対しての恐れが少なくなっただけではなく、
「死」を違った見方で、向き合う力を得て、それまで以上に豊かな気持ち、心で人生を楽しむことができているように思います。
それは、経験者だけに与えられる特別な力。
「死」に対して、人とは違った見方、そして、見え方を得ているとすると、それは、とっても幸せなことなのではないかと思うのです。
私は、癌になって幸せです。
今は、そう自信持って言えます。

ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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