幸せの泉 story2【小児がんサバイバーの僕が描く物語】

「幸せの泉」の湧き出す水を一口飲むと、この世のすべての病が完治すると言う。
この世のどの様な難病も、たちまちのうちに治り、再発の心配も必要ない。
「幸せの泉」がこの世のどこの場所にあるのか、誰もわかっていない。
これが世の中の常識となり、「幸せの泉」の存在が単なる夢の中の話として人々の記憶から消えかけている。

しかし、実際に「幸せの泉」があることを私は知っている。
その場所は、地図を使って探すものではなく、その景色は衛星から見つけることのできるものではない。
その、「幸せの泉」は、目で見ることはできない。
「幸せの泉」それは、見える人にしか見えず、本当に必要な状況でしか見ることができない。
「本当に必要な人」
それは、あなた自身がよくわかっているはず。https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-7770814269836375
ほんの少しの欲望、ちょっとした歪んだ気持ち、少しでも曇った心では、その「幸せの泉」には、たどり着けず、その泉の水を飲むことさえできない。

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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