【告知】幼い子供がガン告知を受けるときの3つの大切なこと vol.2

【告知】幼い子供が癌(ガン)告知を受けるときの3つの大切なこと vol.2

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🔷1️⃣ ガン治療に必要なこと🔷

🔷癌(ガン)の治療においては、手術の成功や、その後の治療の効果もさることながら、患者自身において、以下のことが必要になる。

🔷患者本人の生きようとする強い意思

🔷ガン告知に耐える強い精神力

🔷長期間のガン治療に耐える体力と忍耐力

告知

🔷これらの条件が、整えば、長く辛いガン治療に対して立ち向かう事が出来るものと思う。

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🔷2️⃣ ガン告知の適応力🔷

🔷しかし、そもそも幼い子供がガン告知を現実に受け止める事が出来るのか、という点についての議論が難しい。

🔷告知を伝えた後で、それを無かったことにする訂正は容易ではない。

🔷私の場合は、母親と一緒にガン告知を受けたが、私は、医学的な知識が乏しすぎて、主治医の先生の説明がすぐには理解できなかった。

🔷しかし、その場にいた母親が、突然、泣き崩れてしまい、精神崩壊に近い状態になってしまった。

🔷それは無理もないことだ。

🔷そして、その泣き崩れた母親の姿を見て、私はようやく、自分の置かれた状況が理解できたのだ。

🔷「僕はとんでもない病気になったんだ」🔷
泣き崩れた母親は、先生の説明が終わるのを待たずに、続けてこのようにたずねた。

🔷「うちの子は、助からないんですか」
精神崩壊や精神が錯乱した状態では、もう歯止めが効かず、患者当人の横で、言ってはいけないことを、つい発してしまう恐れがあることを考慮しておかなくてはいけない。

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🔷3️⃣ ガン告知を受ける際の注意点🔷

🔷幼い子供の場合には、医学的な知識はないものの、その場の雰囲気や、緊迫感、付き添い人(両親などの身内)の表情や発する言葉の強弱や抑揚などに至るまでも、気を付けなければいけないのだ。

🔷告知及び病状をご説明くださるお医者さんの言葉を制御することはできないが、子供の患者さんに付き添い、説明を聞く以上は、どのような内容の病状であっても、気丈に振る舞わなくてはいけないのだ。

🔷私の場合は、主治医の先生が私たちをあまりびっくりしないように、ご配慮していただいたにも関わらず、結果、より、悪い病状であることを印象付けてしまった。

🔷ポイントのまとめ🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷🔷

1️⃣ ガン治療に必要なこと

2️⃣ ガン治療の適応力

3️⃣ ガン告知を受ける際の注意点

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1️⃣ ガン治療に必要なこと
 
 ① 患者本人の生きようとする強い意思

 ② ガン告知に耐える強い精神力

 ③ 長期間のガン治療に耐える体力と忍耐力

2️⃣ ガン治療の適応力

 ① ガン患者よりも、冷静に判断し、言動することが
  出来る

3️⃣ ガン告知を受ける際の注意点

 ① 患者よりも気丈に振る舞うと約束する
 ② 先生からのお話を冷静に聞く覚悟を持つ

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ガン告知

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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