ガンと闘うための101の方法 NO5

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【分からないことは、一人で悩まないで、
               主治医の先生に聞く】

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癌を発症すると、自分自身の体の状態をよく知るところから始めましょう。

癌(ガン)であっても、私たちの知識は浅く、間違った認識で記憶していることもあります。

自分の癌(ガン)の状態のことは、主治医の先生にお聞きしましょう。

癌によってもさまざまな種類がありますし、癌患者さんの病状によっても、いろいろな状態があるようです。

ご自身の正確な情報は、診察をしている主治医の先生にお聞きしてください。

分からないことは、間違った知識で、認識しないように、気を付けてください。

今では、ネット情報で自らが調べることもできますが、情報の信憑性については、判断が難しいこともあります。

私自身、小児がんを発症したときは、分からないことが多く、それに比例して不安も多くなってきました。

私の場合には、癌の治療を進めるにつれて、主治医の先生や、看護婦さんとの距離が近くなり、病室でお会いするときに、私からいろんな質問をしながら、不安材料を解消していました。

分からず、悩み、辛い思いをしていたことが、嘘のように晴々としたものです。

今後の治療の流や、現在の自分自身の体の状態等が特に不安を誘発していたように思い出します。

🔷しかし、小児ガンサバイバーの場合には、大人との会話が苦手で、聞きたいことが聞けずに、不安解消できないこともあります。

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「先生はお忙しいのよ」

「ほら、回診とかでお忙しそうだからね」
「後で、お会いしたら聞いておこうね」

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私の場合、こんな風に母から言われましたが、
大抵は忘れられてしまうのです

🔷小児がんサバイバーのお子さんのリクエストであれば、親御さんが、お子さんから不安なことを聞いてあげて、代わりに主治医の先生にお聞きするサポートをしてあげてください。

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「お母さんが先生に聞いておいたよ」

「お母さん、僕が知りたかったのは、それじゃないよ」

「あら、そうだったの」

「勘違いしてたわ、ごめんね」

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大人と子供では会話が噛み合わないことは、よくあります。

🔷病状などにより、お子さん自身の会話が難しい場合には、親御さんが代わりになって、先生に質問するようにしてあげてください。

その際には、小児がんサバイバーのお子さんのいるところで、説明してもらえるように、してあげてください。

🔷お子さん自身が会話できる場合は、お子さんの聞きたいように、質問できるように、先生にお願いをすると良いでしょう。

その方が、お子さんの納得感が得られやすくなります。

🔷小児がんサバイバーのお子さんの不安を誘発しそうな内容の説明については、主治医の先生にお願いしましょう。

癌を患っているお子さんは、いつも不安でいっぱいです。

その不安を少しでも減らすためにも、質問の回答は、以下のポイントに気を付けましょう。

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・~だと思うよ。 たぶん。 ~かもしれないね。
などの曖昧な回答表現をしない

・目を見て、丁寧に、ゆっくりと。説明してあげる

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お子さんのためにも、そのようにサポートしてあげることが大切です。

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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