【連載エッセイ】ダンサー人生 第2話

持病持ちの私は、活発に運動ができるスポーツマンに憧れを抱いていた。持病を理由にスポーツをすることにためらいがあったが、心の中では、あの日焼けした、ガッチリした体型に憧れをいだき続けていた。

 新たな地の住まいは、市街地にほど近く、1キロ以内には、大きな駅もある便利な場所だった。土地勘のない私は、会社の総務部の方にお願いして、だいたいの予算を伝え、手頃なアパートの契約を依頼していた。引っ越し当日にその新築の新居を初めて訪れたが、その2階の部屋にはロフトが付いていて、一見で気にいった。そして、そのアパートの近くには、広大な広さの公園があった。私は、新たな地での生活の中で、寂しさを紛らわすためにその公園を頻繁に訪れ、散歩する習慣になっていた。公園に訪れる人たちはきっと地元の方々なのだと思いながら過ごしていると、ある公園内の施設の入口に施設オープンの広告の掲載があった。「〇〇スポーツジム今春オープン!」私は、心の中で即決していた。そして、心の中はワクワクでいっぱいになり、もうすでにスポーツジムに通って、この公園を大きなスポーツバッグを抱えてさっそうと歩く自分の姿を描いていた。私は、この年の春から、このスポーツジムに通うことになった。

ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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