僕が謝った日
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さらに、内容の解説を記事にまとめましたので、お時間のある方は下記の記事をお読みいただけましたら、幸いに存じます。
こちらの記事の本編は書籍化しています。
ご興味のある方は、こちらからお読みください。
なお、本書籍は有料ですが、皆様がご購入くださった金額は全てを、小児がん患者の子供たちの夢の実現を支援する団体「メイク・ア・ウィッシュ」様に寄付をさせていただきます。
生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note
〖本編からの抜粋〗
僕に癌(ガン)の発症が発覚したとたん、家庭内がとっても暗くなった。
いや、もともと患っていた喘息(ぜんそく)の発作がひどく、小学校にはほとんど通っていなかったけど、その頃から、もう家庭内が暗く静まり返っていたように感じる。
僕は、ずっと感じていた。
我が家が暗いのは、僕が悪いんだ。
僕がこの家に生まれたから
病気ばかりするからだ。
そして、
また、
僕は病気になってしまった。
しかし、今回はとっても大きな病気
僕の努力では、簡単には治らない
どうして僕ばっかりこんなことになるんだろう
誰にも話を聞いてもらえない
僕は、簡単には得られない答えを、ひたすら考えた。
僕がガンの告知をされたとき、隣で聞いていた母親は泣き崩れた。
しかし、母親は、僕がガン告知される前に、主治医の先生から、僕がガンを発症したことを知らされていたそうだ。
きっと、その時も母親は、とっても悲しんだのだろう。
そして、僕が主治医の先生からガン告知を受けたとき、きっと、母親は、その現実を僕が知ってしまうことが、とってもつらくて、たまらなかったのだろう。
僕の隣で泣き崩れた母親の姿を見て、僕は息が詰まる思いをした。
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