【ガンサバイバーからの手紙】人生の歩みかた 1
A Letter from a Cancer Survivor: How to Walk Through Life
あなたが孤独を感じたら
孤独はひとりという意味ではない
あなたを囲む周りの人を
見易くしただけ
その人たちに、感謝する
気持ち持つと
心に光差し込むよ
さみしい気持ちを解消する必要はありません。
今のあなたに必要なタイミングなので
あわてて行動する必要もありません。
大きく騒ぎ、人をかき集め、その中心に居ないと不安になる
そのような行動に走り出したら危険信号です。
それをあたかも、自らのファンであるかのように
盛り上がり、涙を溢れさせ歓喜する。
わたしはそのような人をたくさん見てきました。
そして、その不安は寝る前にも襲ってきて、
無性に不安になる。
いてもたっても、いられなくなり、人と繋がろうとし、
そして、その繋がりを確認しては、歓喜する。
毎晩のルーティンとなり、体調を崩したり、精神が不安定になったりする。
明らかに、ガンと闘うにはとても不利な状態になっていく。
わたしは、その行動を、あるガン患者の方にクローズアップして様子を見てきました。
その方とはもともとは、親しい関係であったが、
当初幾度か、その事についてアドバイスを行ったが、
そのアドバイスに耳も傾けなくなり、
「今が楽しいの」とその行動を止めることなく続けた
その結果、その方は、心が情緒不安定となり
そして、ガンが再発した。
ガンの本当の怖いところは、
ガン患者を陥れる「孤独」であるとわたしは思う。
その罠にはまってしまった、その方は、
今、とても苦しんでいる。
どうか、わかってください。
「孤独」の罠には、気をつけてください。
ガンの罠にはまらないでください。
一度そのようになってしまうと、そこから抜け出すのは
容易ではなさそうだからです。
以上は、
わたしの経験を元にお伝えしたものです。
しかし、
この内容を医学的に検証するには、
心理学や医学的研究に基づくエビデンスが必要です。
以下は関連する可能性がある一般的な情報です:
1. 孤独と健康:
多くの研究で、
孤独や社会的孤立は健康にマイナスの影響を及ぼすとされています。
孤独感はストレスを増加させ、
免疫機能を低下させる可能性があります。
それにより疾患のリスクが増すこともあります。
2. 精神的健康と病気の進行:
精神的健康が身体的健康に影響を与えることは広く認識されています。
特に、
ストレスや不安は疾患の経過に悪影響を与える可能性があります。
がん患者の場合、
心理的ストレスは体力の消耗や免疫機能の低下を引き起こし、
病状に影響を与えることがあります。
3. サポートの重要性:
社会的サポートは、
がん患者の精神的および身体的健康を支える重要な要素です。
研究は、
良好なサポートネットワークが治療の結果を改善することを示唆しています。
このような情報は、
孤独や精神的健康がんの進行に影響を与える可能性があることを示唆していますが、
具体的な因果関係についてはさらなる研究が必要です。
個別のケースについては、
専門の医療従事者のアドバイスを受けることが重要です。
がん患者における「孤独」という心理状態は、
心理学および医学の観点から非常に重要なテーマです。
以下にその影響や理解について詳しく説明します。
孤独と心理状態
1. 孤独感の定義:
孤独感は、社会的接触が不足しているという主観的な感情や認識を指します。
実際に一人でいるかどうかという客観的な状態とは異なります。
2. 心理的影響:
孤独感は、
うつ病や不安障害を悪化させるリスク要因とされています。
特にがん患者において、
診断自体が心理的ストレスとなるため、
孤独感がそのストレスをさらに増幅させる可能性があります。
孤独と医学的影響
1. 免疫機能への影響:
研究によれば、
孤独感はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増加させ、
免疫機能を低下させることが示唆されています。
免疫機能の低下はがん患者の治癒過程において不利に作用する可能性があります。
2. 疾患の予後への影響:
孤独や社会的孤立はがんの予後に悪影響を及ぼすことが報告されています。
社会的支援が乏しい患者は、
治療の遵守や回復のための生活習慣の維持が困難になる場合があります。
孤独への対策
1. 社会的サポートの強化:
家族や友人、
支援団体とのつながりを維持・強化することが重要です。
支援グループやカウンセリングの利用も推奨されます。
2. 心理療法の活用:
認知行動療法(CBT)などの心理療法は、
孤独感の軽減やストレス管理に有効です。
3. デジタルコミュニケーションの活用:
特に物理的な隔たりがある場合、
オンラインプラットフォームを通じた交流は孤独感の軽減に役立つことがあります。
まとめ
孤独はがん患者の心理的および身体的健康に影響する重要な要素です。
孤独への対応や対策を講じることは、
がん患者の生活の質を向上させ、
治療結果を改善する可能性があります。
医療従事者によるサポート、
心理療法、
社会的ネットワークの活用などが効果的な方法となります。
これらの取り組みを通じて、
がんと生活する人々がより良い心理的および身体的健康を維持できることを目指しています。
A Letter from a Cancer Survivor: How to Walk Through Life
When you feel lonely, remember that loneliness does not mean being alone. It merely makes the people around you more visible. By feeling grateful for those people, light will shine into your heart.
There is no need to dissolve your feelings of sadness. It is something necessary at this moment in your life, so there’s no need to act hastily.
If you find yourself becoming anxious when you are not in the center of a crowd, or if you start gathering people around you for reassurance, this is a danger signal. Celebrating as if they were your fans, shedding tears of joy—I’ve seen many people like this.
Such anxiety attacks before going to sleep, leading to restlessness. You seek connections with others to alleviate this anxiety, and finding reassurance in those connections becomes a nightly routine, eventually impacting your health and mental stability. This state becomes a significant disadvantage in fighting cancer.
I observed this behavior in a cancer patient I knew well. Despite repeated advice, this person ignored it, continuing to claim, “I’m enjoying the moment.” As a result, this individual became emotionally unstable, and the cancer relapsed.
I believe the real danger of cancer is the “loneliness” that ensnares patients. This is the trap this person fell into, and they are now suffering greatly. Please understand—beware of the trap of loneliness. Avoid falling into the snares of cancer, as it is not easy to escape once you are caught.
The above is based on my experiences as a cancer survivor. However, to validate these insights medically, evidence from psychological and medical research is required. Here is some potentially relevant general information:
1. **Loneliness and Health**: Numerous studies indicate that loneliness and social isolation negatively impact health. Loneliness can increase stress and potentially weaken immune function, thereby increasing disease risk.
2. **Mental Health and Disease Progression**: The impact of mental health on physical health is widely recognized. Stress and anxiety, in particular, may adversely affect disease progression. In cancer patients, psychological stress can lead to fatigue and reduced immune function, influencing disease outcomes.
3. **Importance of Support**: Social support is crucial for the mental and physical health of cancer patients. Research suggests that robust support networks can improve treatment outcomes.
Such information suggests that loneliness and mental health can affect the course of cancer, but more research is needed to establish specific causal relationships. For individual cases, consultation with healthcare professionals is essential.
**Understanding Loneliness in Cancer Patients**
1. **Definition of Loneliness**: Loneliness refers to a subjective feeling or perception of insufficient social contact. It differs from being physically alone.
2. **Psychological Impact**: Loneliness is a risk factor for exacerbating depression and anxiety disorders. For cancer patients, the diagnosis itself can be a source of psychological stress, which loneliness can amplify.
**Medical Impacts of Loneliness**
1. **Impact on Immune Function**: Research suggests that loneliness increases the secretion of cortisol, a stress hormone, which can suppress immune function. Reduced immune function can be detrimental to cancer recovery.
2. **Impact on Disease Outcomes**: Loneliness and social isolation have been reported to negatively affect cancer prognosis. Patients lacking social support may find it challenging to adhere to treatment and maintain recovery-promoting lifestyle habits.
**Countermeasures Against Loneliness**
1. **Strengthening Social Support**: Maintaining and enhancing connections with family, friends, and support groups is vital. Participation in support groups and counseling is also recommended.
2. **Utilizing Psychotherapy**: Cognitive Behavioral Therapy (CBT) and other forms of psychotherapy can effectively reduce feelings of loneliness and manage stress.
3. **Leveraging Digital Communication**: Especially when physical distance is a factor, online platforms can help alleviate feelings of loneliness through connected engagement.
**Summary**
Loneliness is a significant factor affecting the psychological and physical health of cancer patients. Addressing and strategizing against loneliness can improve cancer patients’ quality of life and treatment outcomes. Professional healthcare support, psychotherapy, and the use of social networks are effective methods. Through these efforts, those living with cancer can aim to maintain better mental and physical health.
この記事の続きは、この後執筆いたします。
また、この投稿についても、関連投稿を予定しています。
引き続きお楽しみに。
執筆 ほっし校長
【絵本】ガンと闘う10歳の僕におきた奇跡
の書籍版はこちらから
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生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note
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