かつてこのようなブログ記事があっただろうか。
本記事は、これから、絵本を出版したいと準備している人から、一般書籍の出版を考えている人への情報提供と言うか、そのようなシチュエーションを控えている方へのイメージングのための投稿である。
2025年冬全国の書店やネット販売(Amazonなど)にて
私の絵本が発売される。
【絵本】マンタに乗った少年
この絵本ができるまでを、イベント毎に要約をまとめたものを公開投稿していく。
私自身の次に続く書籍出版のための記録とともに、初めての出版を準備している方への予習となるはずだ。
そのような方には、ぜひ参考にして貰いたい。
また、出版のご予定の無い方においても、出版に関する、ある意味レアな世界を垣間見る良い機会だと考えるので、一読いただきたい。
では、以降から内容に入っていく。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
#06-06 会議議事録:絵本制作プロジェクトの進行・課題・プロモーション
> 日時: 2025-06-06 12:58:22
> 場所:[出版社二階打ち合わせスペース]
> 参加者:[出版企画部責任者、編集担当、ほっし校長]
## 概要
本ドキュメントは、2025年6月6日に作成された絵本制作プロジェクトの議事録および検討事項をまとめたものです。絵の制作過程や印刷課題、表紙・タイトル・掲載順、ストーリーやエピソード、描き方の特徴、プロモーション活動、個人活動など多岐にわたる内容を網羅しています。各セクションの重複や類似内容を整理し、最終的なアクション項目を一つのセクションにまとめて記載しています。これにより、今後の制作・運営に必要なポイントが明確になっています。
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## 絵の制作・印刷・構成に関する課題
1. 印刷と色再現の難しさ
– 印刷ではペイントで出せない微妙な色があり、インクの都合でどうしても再現できない色が存在する。
– 印刷現場で近い色を出そうと努力しているが、特に緑やオレンジが沈んだ感じになりやすい。
– 最終的には「色構成紙」を確認し、最終チェックを行う。
– 原画はコンビニの光沢紙でカラーコピーしたもので、色が大きく変わることを実感している。
– コピー方法をいろいろ試したが、コンビニのコピー機(例:セブンイレブン)は家庭用プリンター(8色程度)よりも多くの色を使い、優秀であるとの説明。
– ローソンのコピー機も利用したが、詳細な評価は不明で、セブンイレブンの方が色数が多いとの印象がある。
– コピーの仕上がりや色の再現性については、今後も検証を続ける必要がある。
2. 印刷工程とサイズ調整
– 印刷時は大きな紙に16ページ分を一気に印刷し、それを畳んで本の形に仕上げる。
– 印刷時には実際のサイズより少し大きめに印刷するため、端まで絵を入れたい場合は一部が切れる可能性がある。
– 絵の端まで印刷したい場合は、余白や断裁位置に注意が必要である。
3. レイアウト・構成
– イラストは横描きがメインのため、横長の本を基本とする方向で合意。
– 白地を活かしたデザインをイメージしている。
– 1ページに2つの絵を載せるパターンや、イラストの配置バリエーションも検討。
– もともと展示に採用しなかった絵も含め、4枚程度追加予定。
– 病院のベッドや検査風景など、背景説明が必要かどうかも議論されている。
4. 表紙・カバー仕上げ
– 表紙やカバーの絵について複数の候補があり、どれを使うか悩んでいる。
– タイトルと表紙の絵が一致している本が多いが、あえて一致させず「なぜこのタイトルでこの絵?」と興味を引く方法も面白いのではと意見交換。
– 候補の中から最終的に決めるのは本の中身が出来上がってからで問題ないとの合意。
– 表紙や裏表紙、またはあとがきなどにエピソードを載せる案も出された。
– 表紙候補として「マンタに乗った少年」のイラストや、SNSで評判の良かった浅い絵、横顔の絵など複数案を検討。
– カバー仕上げはツヤツヤとマットの2種類から選択可能。現時点では落ち着いたマットな仕上げがイメージに合うとの意見が多い。
– 最終的な決定は後日、制作者に一任することに合意。
5. 掲載順と構成
– 絵は掲載順に並べている。
– カバーや表紙の選定は、最終段階で決定する方針。
– 追加するイラストの配置や説明の有無についても、今後調整を行う。
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## 絵やストーリー・タイトル・背景・エピソード
1. 絵の背景と意図
– 「マンタに乗った少年」の絵は、作者自身の体験(骨肉腫で足を切断する予定が切断せずに済んだ)をもとに描かれている。
– 同じ病気で足を失った友人をサポートする意味合いを込めており、実際にはいないが、世の中にいる同じ境遇の子どもたちをサポート・寄り添う象徴として描かれた。
– この絵はストーリーの根幹や未来、理想を表現している。
– 絵の中のキャラクターは実在しないが、作者の友人や同じ境遇の子どもたちを象徴している。
2. タイトル決定の経緯
– タイトルは「マンタに乗った少年」で、子どもの頃の病院のベッドでの体験が由来。
– 手術前の不安な時期に、ベッドの上で見た景色がマンタに見えたことからタイトルが決まった。
– 手術は「この世とお別れかもしれない」という状況で行われ、足が残ったものの治療は完了せず、再手術の可能性もあった。
– 10歳の時の体験であり、同じような年齢やさらに小さい子どもたちにも共通する心境を表現したいと考えている。
– タイトルは子どもの頃から決めていたもので、ベッドのふわふわ感や病院の白いベッドの印象が強く影響している。
3. ストーリーと絵の関係
– ストーリーは頭の中にあり、エッセイも書いている。
– 絵を先に描き、後から文章を当てはめていく手法を取っている。
– 表現や文章の適切さに悩みながらも、絵の魅力を重視して制作している。
– 絵が足りるかどうかを考えながら描き足し、最後に文章を合わせている。
4. SNSでの反響
– SNSのフォロワーから特に人気のある絵があり、どこが人気なのか本人も把握していないが、深みや想像をかき立てる点が評価されている。
– 横顔の絵も人気があり、コピーを欲しがる声があった。
– フォロワーからは「映画のように何度も見たい」「家に一冊置いておきたい」といった声も寄せられている。
5. 絵の掲載場所の検討
– 表紙や裏表紙、またはあとがきにエピソードを載せることで、読後の余韻を深める案が出された。
– エピソードや背景をあとがきや巻末に記載することで、読者により深い理解を促すことが期待されている。
6. あとがき・作品背景の記載
– あとがきでは、作品を書くに至った背景や制作者自身の体験について触れることを希望。
– 「この作品を書くに至った背景を知ってもらいたい」との強い意向が示された。
– 最後のイラストについても、あとがきで説明を加える案が出された。
– あとがきの内容や分量、掲載場所については今後調整予定。
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## 描き方・技法・絵本制作の特徴
1. 下描きなしの独自手法
– 下描きを一切せず、筆だけで直接色を乗せていく描き方をしている。
– 輪郭も必要だと感じた部分だけ後から描き足すスタイル。
– 輪郭を描いた作品は2~3枚程度で、ほとんどが輪郭なし。
– 普通は先に輪郭を描いて着色するが、作者は色を乗せながら形が変わっていく過程を楽しんでいる。
– 下描きをすると形が決まってしまうため、自由な変化を楽しむために下描きをしない。
2. 筆の使い方
– 99%太い筆のみを使用し、細かい部分も太い筆で塗る独自の技法。
– 細い筆はほとんど使わず、太い筆でダイナミックに色を乗せることで独特の雰囲気を出している。
– 太い筆のエッジや角度を活かして細やかな表現も行っている。
3. 絵本の特徴と制作意図
– 筆のエッジや角度を活かした細やかな描写が特徴で、制作者自身も多くを学んだと発言。
– 各イラストにサインが入っており、これをそのまま活かしたいという意向がある。
– 絵本でありながら、画集のようなイメージを持たせたいという意見が出された。
– 一般的な絵本は文章が大きく目立つが、今回は文章を小さくし、絵を主役に添える形を検討。
– 「学習みたいなもので、むしろそっちの方がいいのかも」との意見もあり、画集的な需要の強さを感じている。
– 絵本の構成やレイアウトは、今後の試作や資料作成を通じて調整していく。
4. 想定読者層と需要
– 子供向けというよりは大人向けの需要が強いとの認識。
– 子供は10歳くらいから対象だが、大人にも響く内容を目指す。
– 「家に一冊置いておきたい」「写真集のような感覚」といった声もあり、ストーリーよりも絵の雰囲気を楽しむ層がいる。
– 絵本というより画集としての位置付けも意識されている。
5. イラストの説明・補足
– 病院のベッドや検査風景など、背景説明が必要かどうか議論。
– 説明を入れすぎると説明的になりすぎる懸念もあり、バランスを見て調整する方針。
– 必要に応じて簡単な説明やエピソードを添えることも検討している。
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## プロモーション活動・個人活動・近況
1. 活動名義と媒体
– 「ほっし校長」という名前で活動中。
– ブログがメインで、YouTube、TikTok、ラジオ(スタンドFM)など複数媒体を活用。
– TikTokが最も広まりやすかったとの実感。
– ラジオは「スタンドFM」で5年以上継続、顔出し不要で気軽に発信できる点がメリット。
– ブログの宣伝のためにYouTubeやTikTok、ラジオも活用している。
2. 発信内容とスタイル
– ブログやラジオ、YouTubeで伝えたいことを積極的に発信。
– 書き物を残すことで、情報が長く残ることを重視。
– ライブ配信も毎日夜に実施中。
– 話したいことが多く、即興で話すことが得意である。
– 書き物と音声発信を組み合わせて活動している。
3. 創作活動と日常
– マラソンにも熱中しており、2週連続でレースに出場。
– 2025年11月2日に「豊山マラソン(フルマラソン)」出場予定。
– ジムに通いながら執筆活動も並行して行っている。
– 机に向かうよりも、思いついた時にすぐ書けるよう常に準備している。
– 絵や文章は、思いついた時にすぐに描けるようにしている。
4. 周囲の反応とファン
– ジム仲間や知人から「作家に初めて会った」と驚かれることが多い。
– 既に「買うので販売日を教えてほしい」との声もあり、ファンの存在を実感。
– 本屋での発売を待ち望む声もある。
– SNSやリアルの知人からも関心を持たれている。
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## アクション項目
– [ ] 表紙・カバーの絵の最終候補を決定する
– [ ] エピソードや背景をあとがき等に記載するか検討する
– [ ] 今回の打ち合わせ内容をもとに資料を作成する
– [ ] 原稿とイラストを組み合わせてレイアウト案を作成し、疑問点があれば改めて連絡する
– [ ] あとがきに作品背景や体験談を盛り込む
– [ ] 追加するイラスト(4枚程度)の選定と配置を検討する
– [ ] カバー仕上げ(ツヤツヤ or マット)の最終決定を行う
– [ ] 2025年7月〜8月頃に簡易版を作成し、関係者に共有する
> **AI提案**
> 会議で結論が出ていない、または明確なアクションが設定されていない重要事項は以下の通りです。ご確認ください:
> 1. 印刷時の色再現(特に緑やオレンジの沈み込み)やサイズ調整に関する基準・許容範囲が未定であり、最終的な色構成紙チェックや絵の配置ガイドラインの策定が急務となっています。これにより原画の再現性や仕上がり品質に重大なリスクが残っています。
> 2. 表紙・カバーの絵や追加イラストの最終候補、カバー仕上げ(ツヤツヤ or マット)の選定など、デザイン面の重要事項について、決定プロセス・担当者・締切が明確に定まっておらず、制作進行に遅延リスクがあります。
> 3. 7月〜8月頃に予定されている簡易版作成や関係者への共有に向けて、具体的な作業分担やスケジュールが未確定であり、全体進行管理に不透明さが残っています。
> 4. 原稿とイラストのレイアウト案作成に関して、疑問点や調整事項が解消されておらず、具体的な確認・連絡フローが未整備なため、作業の停滞やミスの発生リスクがあります。
> 5. あとがきやエピソード記載内容(作品背景や体験談の盛り込み方、掲載場所・分量など)が未決定であり、全体の構成や情報量のバランス調整が必要です。
■英語に翻訳いたしました。
# Meeting Minutes 06-06: Picture Book Production Project – Progress, Challenges, and Promotion
> Date: 2025-06-06 12:58:22
> Location: [Insert Location]
> Participants: [Insert Participants]
## Overview
This document summarizes the minutes and considerations from a meeting held on June 6, 2025, regarding the picture book production project. It covers a wide range of topics including the illustration process, printing challenges, cover design, title and sequence, story and episodes, unique drawing techniques, promotion activities, and personal initiatives. Content overlaps and similarities in each section have been organized, and final action items are consolidated into a single section for clarity in future production and operations.
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## Challenges in Illustration, Printing, and Layout
1. Difficulties in Printing and Color Reproduction
– There are colors in print that are challenging to reproduce due to the limitations of ink, particularly subtle shades difficult to achieve outside of digital painting.
– Despite efforts at the print site, greens and oranges often appear muted.
– Final checks will be conducted on the color proof for accuracy.
– The original drawings were color photocopied on glossy paper at a convenience store, revealing noticeable color shifts.
– Various copying methods were tried; it was explained that convenience store printers (e.g., 7-Eleven) use more colors than typical home printers with around eight colors, showing superior performance.
– Although Lawson’s copier was also used, a detailed evaluation is pending; the impression is that 7-Eleven’s offers more color options.
– Further verification of copy quality and color fidelity is needed.
2. Printing Process and Size Adjustments
– A large sheet is used to print all 16 pages at once, then folded to create the book.
– To prevent parts from being cut off, extra space must be allowed when printing edge-to-edge illustrations.
– Attention to margin and trimming positions is crucial for full-bleed illustrations.
3. Layout and Composition
– Predominantly horizontal illustrations will align with a landscape format.
– The design concept utilizes white space creatively.
– Options for two illustrations per page and various arrangement patterns are explored.
– Approximately four additional illustrations, initially not displayed, are planned for inclusion.
– Whether background explanations like hospital beds or examination scenes are necessary was also discussed.
4. Cover and Finishing
– Several cover art options are being considered.
– There was a discussion on whether title and cover art should match or provoke interest with non-matching choices.
– Final decisions will be made post-content completion.
– Using episodes on the cover, back cover, or memoir sections was suggested.
– Cover options include “Boy Riding a Manta” and popular SNS graphics, among others.
– For the cover finish, a matte option seems to match the desired aesthetic better despite possibilities for glossy finishes.
– Final decisions regarding the cover finish will be delegated to the creators at a later time.
5. Sequence and Composition
– Illustrations are arranged in order of presentation.
– Cover and sequence decisions are slated for the final stages.
– Additional illustration placements and necessary explanations will be adjusted moving forward.
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## Illustrations, Story, Titles, Background, and Episodes
1. Background and Intent of Illustrations
– “Boy Riding a Manta” is based on the artist’s personal experience concerning a bone sarcoma that did not necessitate an amputation.
– It symbolizes support for those in similar situations, particularly friends and children facing the same challenges.
– Depictions express core elements, future hopes, and ideals of the story, despite characters not being real.
2. Title Determination Journey
– The title “Boy Riding a Manta” stems from a childhood experience viewed during a surgery-related hospital stay.
– Inspired by anxious moments before a potentially life-threatening surgery, representing general emotions shared by children in similar scenarios.
– The title has been held onto since childhood, significantly influenced by memories of the soft hospital bed and its white sheets.
3. Relationship Between Story and Illustrations
– Written essays and stories guide and accompany the illustrations.
– The process begins with illustrations, later paired with corresponding text.
– Despite struggling with accurate expression, visual attraction remains a priority.
– Adjustments for sufficient illustrations are made until texts align seamlessly.
4. Social Media Reactions
– Certain illustrations are gaining popularity on social media, though the artist is uncertain about specific aspects appealing to followers.
– The piece’s depth and capacity to inspire imagination resonate greatly.
– Popular illustrations include profile views, with requests for copies from followers frequently received.
– Followers express desires to treat it like a movie one wants to revisit repeatedly or as a treasured home item.
5. Consideration of Illustration Placement
– Proposals to place episodes or background information in afterwords or end sections aim to deepen reader experience.
– Anticipated understanding from readers might benefit greatly from
【絵本】マンタに乗った少年
は、2025年冬全国書店にて発売されます。
マンタに乗った少年の原作は、
「ガンと闘う10歳の僕におきた奇跡」です。
こちらの書籍版はこちらから
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生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note
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