ほっし校長 ◼️のりこさんのエピソード
こちらは、実際に子宮体ガンを発症し、現在もガンと闘う方にエピソード取材し、記録したものです。
なお、こちらのエピソードは、ご本人の了解を得て公開しており、当ブログ(ほっし校長ブログ)及びTikTok(ほっし校長)のみで限定公開いたします。
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【厳重注意】
許可なくこちらの記事を引用及び公開することを固く禁止いたします。
なお、その様な行為を見つけ次第、通達なく、直ちにしかるべき処置をとらさせていただきます。
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◼️ほっし校長⇒のりこさん
のりこさん、
お疲れ様です。
さて、エピソードの質問させていただきます。
①主治医の先生から、ガン告知を受けたとき、どんな気持ちでしたか。頭に浮かんだことばや、誰かの顔、何でも良いですので、教えてください。
こんばんは! はい わかりました。
まず癌の告知は予想していましたから
「やっぱりかぁ～」と
いう気持ちで落ちついていました。
最初は
市内の昔からある産婦人科に受診して
すぐ子宮体癌だね! って
あっさりと先生のお言葉でした
それから国立機構熊本医療センターに
詳しく検査を含め受診して
すぐに手術日を決めていただきました!
とにかく癌に対しては
早く治療して
いただきたいという気持ち
その一心でした
そして
受診までの経緯を
しっかりと
メモに書き記していたりと、
何故
あれだけ気合いが入っていたかは
私の家庭の状況が大きく影響
していたかもしれません
父は他界し、
母が同居、
高血圧や心疾患や緑内障の
疾患があったため
私が息子2人と母の3人を
一緒にみていました
母を看病しながら
そして
私は
先天性甲状腺機能低下症という
疾患も、１歳すぎに判明していました
幼い頃から大学病院を受診し、
治療を受けてきました
両親から精一杯育てて
いただいたから
こうして
学校や准看護師の仕事をして
生活でき、
そして
子供も３人に恵まれ、
恩返しとまでは、
言えないかもしれませんが
精一杯頑張ってきました
だからなのかも、知れません
癌になっても
弱気になったらいけない!
私がまだ母をお世話しなきゃ!
って、
強い気持ちで
いられたのだと思います。
離婚してからの２５年間は、
子供たちにもさみしい思いを
たくさんさせてしまっている
そのような気がして
まだまだ
子供たちの為にも
しっかりしなきゃ!
って
気合いさえ入りました
のりこさん、
では、
さらに、
次の質問をさせていただきますね
幼い頃から先天性の疾患が発覚、
そして、
大人になってからの子宮体ガン発症を
経験されましたね。
そんなとき、
ご自身の人生に対して
抱いたお気持ちを
素直なお言葉で表現してみて下さい。
少し難しい内容ですので、
時間がかかってもよいですので、
よろしくお願いします。
はい、
私は
幼少期から先天性の疾患
大人になり、腎性の高血圧
更に子宮体癌と、次々に病気を発症。
私の人生は健康ではないけれど、
こうして生きていられるのも
ご先祖様や両親家族の支えあって
こその命だと感謝しています。
生かされている意味があって
こその命だから、
自分に出来る精一杯のことを
することが自分の人生における
役目だと考えています。
両親やご先祖様にたくさんの感謝の気持ちを
心いっぱい持っているのですが
あまりにもいっぱいに
なり過ぎてしまいました。
私の正直な気持ちとして
ほっし校長にお伝えしたい部分です
どうぞよろしくお願いします
のりこさん、ありがとうございます。
のりこさんは、
とてもしっかりとした
心構えと、お気持ちで
医療現場のスタッフの皆さんも
驚くほどの、冷静さを
保っていらっしゃったようですね。
そして、
その背景には、のりこさんを取り囲む
ご家庭環境、緊迫感のある状態などが
少なからず影響していたのではと
感じました。
私がのりこさんのエピソードを
伺うきっかけとなったのは、
私の投稿動画へのコメントメッセージの
内容でした。
毎回、ご自身のお考えを示され、
私が気付いていなかった視点からも
ハッとさせられるお言葉をいただくことが
とても多かったことです。
ご自身のエピソードの取材依頼にも
即答でお応えくださったことは、
私の中では、依頼する前から
すでに確証を得ていました。
自身の身体の内部に、がん細胞を
発症し、増殖した状態を知ったとき
多くの方は、とても動揺し、
心を乱してしまうものです。
ただ、この心の乱れだけでも
抑えることができたのならば、
ずいぶん心の負担が軽減され、
ガンに対して冷静に立ち向かい、
治療に専念できるのです。
しかし、
とても難しい課題です。
そして、多くの方々が
悩み続ける大きな問題なのです。
今回、ガンサバイバーの、のりこさんに
当時のエピソードを伺いましたが、
とてもお辛い状況のもとで、
ガンと闘う様には、驚かされました。
のりこさんのように振る舞うことが出来る人は
とても希少かも知れませんが、
のりこさんの、エピソードで述べられた
気持ちの持ち方や言動行動は、
ガンと向き合うサバイバーの皆さんにとって
とても勇気づけられるものと
なることでしょう。
のりこさん貴重なエピソードを
ご紹介くださいまして
ありがとうございます。
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