「私が代わってあげたい」母の気持ち【骨肉腫を発症した僕が母に贈った手紙】

母からの愛の光を感じる

僕の母親に対する感謝の気持ち

骨肉腫を発症した僕から母への心の手紙

僕の母ちゃんは、僕の顔を見つめて、とても悲しい顔をするんだ。 だけど、 その表情の奥には、いつも優しい笑顔があった。 だから僕は、 なるべく笑顔でいるようにしているんだ。 だって、 母ちゃんが悲しむからね。 僕は癌になって、 気持ちがとっても辛いけど、できるだけ我慢しようと思う。 僕が癌になったから、 僕の家族は、元気がなくなったんだ。 そんな家族を見るのは辛い。 皆、笑顔がなくなったから、 僕は頑張って笑顔にしているよ。 いつか、 僕の癌が治ったとき、家族皆で旅行したいな。 僕、今度の手術頑張る。 右足のことはあまり考えすぎないようにする。 手術室から出てきたとき、僕の右足が無くなっていても、その姿を見ても泣かないでね。 たとえ、 僕は右足が無くなっても、強く生きるよ。 だって、 僕にはまだ、元気な左足が残ってるからね。 両腕、両手だってある。 なんとかなるよ。 ねえ、母ちゃん。

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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