小児がんサバイバーの消えない不安③【手術前にした、あの事が僕の不安感を和らげてくれた】

小児がんサバイバーの消えない不安

私は小学3年生の時に、右足付け根部に骨肉腫を発症。

当初の手術計画では、右足を切断する検討もされており、手術前の癌告知の際には、右足切断の説明と、切断の了承確認も経験した。

わずかに10歳の私にはとてつもなく重い内容の告知に、私は言葉を無くした。

私は、この世に産まれ、わずか10年目で身体の一部を切り捨てなくては生きていけない。

私にとって、手術ははじめての経験だった。自分自身の身体を切り開くことを想像しただけで、とっても不安な気持ちになった。

手術中は、麻酔が効いていて、眠っているから大丈夫だと説明されたが、眠っていても、身体を触られたり、痛みを感じたらすぐに目が覚めそうな感じがした。

10歳の私には、麻酔の効果を最後まで信じることができなかった。

私は、その不安な気持ちを看護婦さんに話したことがあったが、その時も、「大丈夫よ」とだけ言ってもらえた。

笑顔で、「大丈夫よ」。

すると、とっても気持ちが楽になったのです。

それからしばらく経ったある日、私の病室に主治医の先生が往診に来られた。

きっと先生は、看護婦さんから聞いていたのだろう。私に、手術中の麻酔のことについて説明をしてくれた。

とても分かりやすく、ゆっくりと説明される内に、手術に対する不安な気持ちが徐々に薄らいできた感じがした。

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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