【僕が家庭の平和を壊した日から43年】
静寂の音を感じる

この地に着いてから、スーッと気持ちに届いたこと

静寂に導かれ

静寂を求める自分の気持ちが素直に理解できた

私は初めて感じたのかもしれない

静寂の空間に響く音を

その音は心で聴くことが出来る

軽井沢の樹海並木はひんやりとし

針葉樹の樹皮や針葉の香りが立ち込めていた

その香りが脳内を鎮静させ

心の聴覚を開かせた

この音を聴くと、気持ちが引き締まる

この地

この場所で

静寂を心に取り入れる

すると静寂と一体になり、

私の気配が溶け出した

それはまるで、葉水のように染み入った

そして、

この地の静寂の音と共に、私の心が振動し始めた

あれから43年経過した今、

私の中の何かが動き出した

5感以外の感覚が目覚めようとしていた

これまでに開けたことのない扉を開こうとしている

しかし、

迷いはなかった

とことん、やると決めていたからだ

静寂の世界には、

人生の覚悟を持ったものにしか

触れることが出来ないのだ

私は、その静寂の世界に飛び込んだ

そして

その世界で、あのことを知ってしまった

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡


ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

おすすめ記事

1件のコメント

コメントを残す