【奇跡の黄色い畑】ヒマワリのフェアリー 第五章

ヒマワリのフェアリー

【奇跡の黄色い畑】ヒマワリのフェアリー

ヒマワリのフェアリー

この物語は、ノンフィクションです。
だと、いいなー。

しかし、

この物語は、ある奇跡から始まった。

◼️第五章

10万本のフェアリー
★★★★★★★★

みんなの思いが

ここに集結した

それは、

この地に、咲き乱れる

10万本のヒマワリ

ここにいる、みんなも

最初は、子供だった

その小さな手で種をすくい

土に植える

すると

子供の背丈を遥かに越える

大きなヒマワリが咲き誇る

下から見上げるヒマワリ

きっと

子供たちは、思ったはず

「いつか、大人になったら

ヒマワリを上から望み、

黄色い笑顔さんと挨拶するんだ」

そして、月日が流れ、

子供たちは、大人になった

世間の波に揉まれて

大きくなったときは、

小さかった頃、

胸に秘めた、あの思い

あの思いを、忘れてしまった

そして、

黄色い笑顔のフェアリーさんたちを

見ることもできなくなってしまった

そう、大勢のおとなたちは、みんな

その思いを、忘れてしまったのだ

しかし

再び、ここに集まった人たち

ここに集まった人たちは

なにかを求めて

この地に、戻ったのだと

同じ様に私も、

何かを感じてこの地にたどり着いた

もしかすると、

ここにいるみんなも、

同じものにひかれたのかも

ここは、

のどかな田舎町

この地に、ひまわりを植えた子供たち

そして、ひまわり畑のオーナー

その後

この地に集まった

仲間たち

みんな、何かに引き寄せられたのね

あの黄色い笑顔さんたち

10万本の笑顔が私たちに微笑んでいた

みんなは、うすうす気がついていたよね

そう

みんなの肩の上に、

ちょこんと、座っていたフェアリーにね

おしまい

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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