ヒマワリ畑

【奇跡の黄色い畑】ヒマワリのフェアリー 第一章

【奇跡の黄色い畑】ヒマワリのフェアリー

ヒマワリのフェアリー

この物語は、ノンフィクションです。
だと、いいなー。

しかし、

この物語は、ある奇跡から始まった。

◼️第一章

黄色い笑顔の会話
★★★★★★★★★

真夏に咲き乱れた黄色い笑顔は

この地に集まった仲間に向いていた

「ここの大勢の人たちは誰なの」

その黄色い笑顔たちは不思議そうに

そして

すこし、微笑みながら

噂していた

「きっと、おともだちね」

「学校のクラスメイトかしらね」

黄色い笑顔たちは、噂好きのようです

この日は、とても良い天気

全国各地から、続々と仲間が到着していた

そう、みんな、この黄色い笑顔に

会いに来ていたのだ

それにしても、先程から

みんな、なんだかソワソワしていた

その様子に、黄色い笑顔たちも気が付いていた

「この人たちは、クラスメイトでは、ないのかしら」

「なんだか、みんな、緊張してるみたい」

すると

ひとりの、黄色い笑顔さんが話し始めました

「この人たちは、私たちに会いに来ているのかな」

「何かほかにも目的が」

ひとりの黄色い笑顔さんは、

話すのを途中で止めてしまった

何かに気が付いたようだ

「あっ、もしかして、この人たち」

周りの黄色い笑顔さんたちが

その先の話を、唾を飲み込み、

じっと待っていた

そして

続けて話し始めた

「もしかして、この人たち、今、初めて会ったのかも」

そう、話したとたんに、周りの黄色い笑顔さんたちが

ざわざわと騒ぎだした

「そんなことないよ」

「こんなに集まっているのに」

「いゃ、きっとクラスメイトだよ」

黄色い笑顔さんたちが

そう思うのも無理もありませんでした

なぜなら

この地は、普段ほとんど人が集まらない場所だからだ

「いつもは、静かなのに、今日はとても賑やかだなぁ」

ひとりの年老いた黄色い笑顔さんが語り始めた

周りの黄色い笑顔さんたちは、

その年老いた黄色い笑顔さんの話しに

耳を傾けた

「暖かい陽気に、気持ちよく寝てたんだが」

「今日はとても賑やかだ」

「何か良いこと、あったみたいだな」

そう、語ると、

周りの黄色い笑顔さんたちは、納得した様子で

うなづいていた

「そっか、やっぱり、何か良いこと始まるんだな」

「この人たちは、そのために集まった仲間なのね」

黄色い笑顔さんたちは、

その年老いた笑顔さんの方を向いて

一斉に笑った

その笑顔は、暖かい陽気に負けないくらいの

輝きを放った

ヒマワリ畑

「キラキラ」

「ニコニコ」

「キラキラ」

すると、

遠くから見つめていた、人たちが徐々に

黄色い笑顔さんたちのところに集まってきた

素敵な笑顔さんたちの微笑みに

引き寄せられるように

みんなが、集まってきた

「みんな、これ綺麗よ」

「ねぇ、写真撮って」

「私も、記念写真とりたい」

先ほどまで、ソワソワしていた人たちの

緊張感は解きほぐされ、

みんな、優しい笑顔になってきた

その様子に、

黄色い笑顔さんたちも嬉しくなって、

いつも以上に、

笑顔が輝いていた

「みんな、笑顔で楽しいね」

ニコニコ笑顔のヒマワリ

◼️第二章

茶色いヒマワリの涙
★★★★★★★★
お楽しみに

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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