お兄ちゃんとの特別な絵

僕には大好きなお兄ちゃんがいて

2人はとっても仲良し。

お兄ちゃんとの大切な思い出は

ある病院での経験から始まりました。

お兄ちゃんのお家に行くたび

僕が絶対にすることがあったんです

それは

お兄ちゃんの家の玄関にかっている

特別な絵を見ることでした

絵には、大きなワニが描かれていて

そのワニはすごいことに火の玉をくわえているんです

その絵を見るたびに

僕はとってもワクワクしました

どうしてかな?

そのワニから元気を

もらってるみたいだったんです

今、僕は山や空を飛んでいるんです

そのとき

お兄ちゃんの絵のことを思い出して

「おー、力が湧いてくる!」って感じました。

お兄ちゃんが、ずっとそばで見守ってくれてる

優しい笑顔と声で

エールを送ってくれてるんです

「もうちょっとうとしちゃうかな…」

と思いながら僕は空を飛び続け

気持ちよく空を飛んでいたのさ

つづく

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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