**子供と一緒に乗り越える逃れられない試練**
(母の手紙)

私の息子がたった10歳のとき、私たち家族にとって想像もしなかった大試練が訪れました。

**特別な静けさとの対話**

息子の周りは、まるで薄く透明なベールに覆われたような、静かで空虚な空間でした。

外からの声は届くもの、風は感じられず、ただぽかりと孤立した感じがしました。

身体に感じる暖かく生温い空気が、どこか慰めを与えてくれたようです。

以前は精神的に辛い言葉に触れることも多かった息子ですが、この時期にはいくぶん心が軽くなったと感じていました。

**未知の未来との向き合い方**

ある日、父親が息子の手相を見て、

「生命線が切れている」と告げました。

これには息子も、私も大きく動揺しました。

未来が定まってしまったかのような感覚に、ただ驚くばかりでした。

**重い現実とその受け入れ**

息子にとっても、私たち家族にとっても、「死」という現実は避けがたいものでした。

10歳の息子にとってはこれ以上ない恐怖であり、この重苦しい事実を受け入れることはできませんでした。

しかし、息子はその経験を通じて現実逃避するのではなく、「生き抜く力」を学びました。

この経験は、息子にとっても、私たち家族にとっても、苦しみを乗り越える大切なステップとなったのです。

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[生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】](https://sowataya358.com/?p=4136)

この試練を通じて、息子も私たちも、人生のどんな困難も乗り越えられるということを学びました。

親として、子供が直面するすべての困難を共に乗り越え、支えていく決意を新たにしました。

【絵本】ガンと闘う10歳の僕におきた奇跡
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生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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