【小児がんサバイバーのさけび】
そこには誰もいなかった
そこには、
父ちゃんも、母ちゃんもいなかった
僕の周りには誰もいなかった
気づいたら
そこには誰もいなかった
ガンを発症し、
その事実を告知された時
その瞬間から、
自分の周りの人の気配を感じなくなる。
あなたは経験ないだろうか。
誰の存在も感じない世界を
ガンという病の闘いは、
孤独との闘いだと感じている
かつて、わたしがそうであったように
孤独との闘いは、
さらに
深い孤独に入り込む
しかし
ガンサバイバーは、その事に気づきにくい
さらに深い孤独に入り込むと
周りの人との距離を遠ざけてしまう
その事に気づきにくい
人恋しいはずなのに
人のことが好きなはずなのに
なのに
深い孤独に入り込む
その中に居続けると
いづれ、慣れてしまい
一見、自らを強くなった、たくましくなったと
思い違いをしてしまうが、
本心は、寂しいはずなのだ
そして
ふと我に返ったとき
周りには誰もいなかった
そこには、いるはずの
父ちゃんも、母ちゃんもいなかった
【絵本】ガンと闘う10歳の僕におきた奇跡
の書籍版はこちらから
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж