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【末期小児ガンからの生還】
神様、なぜ僕の命を助けたのですか
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◼️オススメ
小児ガン患者さん、ご両親にもオススメの内容です
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◼️自己紹介
骨肉腫サバイバー
(筆者 ほっし校長)
私は小児ガン(骨肉腫)サバイバーです。
わずか10歳で、末期ガンの告知を受け、手術、闘病を経て、今までの人生を生きてきました。
自らの経験を生かして、小児ガン患者の子供たちの心の支えとなれるよう活動を続けています。
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NO13
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巣立ちの決意
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燕のひな鳥のように
いつか巣を旅立たなくてはいけない
自宅での療養中に
そんな気持ちが芽生え始めていた
病気がちで、生まれつき身体の弱い私
体育の授業は、毎回見学だった
「お前、弱い男だな」
「いつも青白い顔して」
「甘えてんじゃないか」
「運動会も見学か、」
私に向けられた言葉は、いつも冷たかった
「みんなが、僕を嘲笑ってる」
あざ
そして
刃物の様に鋭く尖ったその言葉が、
私の胸や背中に、深く突き刺さった
とても、辛かった
運命をかけた手術に望み
長期間のがん治療を経験し
そして
生存率の低い難病を
やっとの思いで乗り越えてきたのに
末期の小児がんから
奇跡的に生き延びたのに
心ない言葉が
僕のもとに届いた、その時
僕はある決意をした
「よし、家を出よう」
僕のことを知っている人がいる
この場所から、出ていこう
そして
親から離れて暮らす
私は自宅療養中の頃から
こんな、荒行のようなことを考えていた
そして
私の信念は強く、
そのための準備は着実に進められた
私は、広島県の東端にある高校の受験を決めた
うその目的は
自立のためだった
そして、
私のことを知らない人達の中で暮らす
私はそれが一番楽だった
私に向けた、心ない言葉は
いつしか、私の身も心もズタズタに
私は、すでに、ぼろ切れのようになっていた
みんなの顔が、鬼や悪魔にみえた
私は、その悪魔や鬼から逃げ去る様に
中学卒業式の日に、実家を出た
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最後までお読みくださり、ありがとうございます。
さて、
次回の内容は
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NO14
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夕焼けの西の空
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お待ちしています
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◼️バックナンバーの紹介
私の著書
【あなたのお時間1分だけください】骨肉腫を発症した僕に起きた奇跡
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