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【末期小児ガンからの生還】
神様、なぜ僕の命を助けたのですか
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◼️オススメ
小児ガン患者さん、ご両親にもオススメの内容です

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◼️自己紹介


骨肉腫サバイバー
(筆者 ほっし校長)

私は小児ガン(骨肉腫)サバイバーです。
わずか10歳で、末期ガンの告知を受け、手術、闘病を経て、今までの人生を生きてきました。
自らの経験を生かして、小児ガン患者の子供たちの心の支えとなれるよう活動を続けています。

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NO24
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      天涯孤独
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ある日から
僕の耳元で聞こえてくる言葉が
心地よくなってきた

それが、
悪魔のささやきだと、知らずに

僕のなかで、何かが動き出していた

数日前まで、父からのBOU力を受ける度に
命乞いをする僕だったが

それも徐々にしなくなった

生きることを諦め
そして
生きていることを後悔していた

その日も父は、
僕の胸ぐらを掴み、床に押し付けた

しかし
僕は倒されたまま、動かなかった

「もう、いいや」

 心のなかで、その言葉を何度か繰り返し、
 
 あの事を決断した

 自分の部屋に戻ったとき
 勉強机の一番上の引き出しを引いた

 そこには、

 先が鋭く尖ったものが
 引き出しの端っこに寄せて
 置いてあった

 
 僕が小児がんを発症、入院する前から
 ずっと保管してあった

僕が大切にしていた思い出は
父からNAGUられた回数分だけ
 記憶が消えて無くなった

 家族の楽しい思い出

 友達との楽しい時間

 もう全て無くなってしまった

 
 僕はその鋭く尖った刃を
 手首にあて、手前にひいた

 しかし
 想像した様には
 切れなかった

 僕にはその勇気がなかった
 4nuことへの躊躇いが
 手元を迷わせた
 
 その日、
 手首に付いた薄い傷は
 洗面台で手を洗う度に
 ヒリヒリと痛みが走った

 僕は結局、
 4nuことができなかった
 少し安堵した気持ちのまま
 その日の夜は、深く深く眠りに付いた
 
 

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最後までお読みくださり、ありがとうございます。

さて、

次回の内容は
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NO25
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         未定
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お待ちしています

 
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◼️バックナンバーの紹介

私の著書

【あなたのお時間1分だけください】骨肉腫を発症した僕に起きた奇跡

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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