【ほっし校長オリジナル絵本】れいさんと天女の約束 第一章

【ほっし校長オリジナル絵本】
れいさんと天女の約束
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サブスク限定特典

夜が明けて山の頂から陽が昇る

山岳に移住して、

早くも一年が過ぎようとしていた

れいさんは毎朝の日課

ワンちゃんのお散歩に近くの山へ向かった

天女伝説の山昔々、

山に天女が舞い降りたという伝説があった

れいさんは、その伝説を後から知ることとなった。

あの出来事をきっかけにそう、

あれは、

ここに移住してから約一週間が

経とうとしていた時のこと

れいさんは、

学校の宿題として自然観察記録のため

近くの山へ出掛けた。

目当ての植物は

高山植物自然の息吹を感じる

高山植物には命が宿っていた。

れいさんは、高山植物を見つけては、

写真撮影の記録を残していった。

その間に、

大きな雨雲が迫っていた

山の天候は変わりやすい

山での生活には慣れていたが、

急な雨雲の変化には気付けなかった。

突然の雷雨れいさんは、

慌てるも、雨宿りをする場所もなく、

無我夢中で山を下った。

その姿は、

山岳を吹き抜ける風のようだった

れいさんは、

山の動物たちも目を丸くするほどの俊足で

山をかけ降りた。

しばらくかけ降りたところで、

大きな大樹を見つけた。

幹の周囲は10メートルもある

大きな大樹

れいさんは、

しばらくの間、

ここで雨宿りをすることにした。

実は、

この大樹はあの伝説の場所

ほら、

雨宿りをする、れいさんを上から見つめている

「約束どおりね」

そう、天女が微笑んだ

「あなたとは、昔々、500年前に約束したものね。
よく来てくれたわ。」

さて、

この物語はまだまだ続きます。

れいさんと天女さんの約束とは、

いったい

ストーリー2でお会いしましょう。

つづく

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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