子どもにもわかる「ガンゲノム」
まず、
「がん」というのは、
体の中の細胞が悪いふうに変わってしまって、
すごく増えてしまう病気のことです。
細胞は、体の中の小さな袋のようなもので、
目には見えないくらい小さいものです。
次に、
「ゲノム」というのは、
体を作ったり、
どういうふうに体が動いたりするかを
教えてくれる、
大切な設計図みたいなものです。
この設計図は、
全部の細胞の中に入っています。
「ガンゲノム」というのは、
がんになった細胞の設計図(ゲノム)を
調べて、
どこがおかしくなっているかを
見つけ出す方法です。
がん細胞は、普通の細胞とちがって、
設計図の一部が
変わってしまっていることがあります。
その変わっている部分を
見つけることで、
がんに対する特別な治療法を
見つける手がかりになります。
つまり、
ガンゲノムを使うことで、
がんになってしまった理由や、
それに対してどんな治療が効きそうかを
詳しく調べることができるんです。
これはとても未来的な技術で、
個人に合った治療を
見つけるのに役立っています。
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生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note
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