# 03-07 講義: 姿勢セルフチェック・呼吸連動・体幹強化
> 日時: 2025-03-07 19:12:50
> 場所:[ピラティススタジオ]
> [ピラティス姿勢チェック]
`姿勢` `呼吸` `体幹`
## テーマ
この講義では、受講者がグループレッスンを通じて、正しい姿勢のセルフチェック、呼吸法と動作の連動、そして体幹の安定とバランス維持の重要性を学びます。鏡、ボール、タオルを用いた具体的な手法により、質の高い動作と自己調整が強調されました。
## 要点
1. 60分のクラス内で、自分の姿勢をセルフチェックする重要性
2. 縦と横のライン(腰骨、へそ、みぞおち、鎖骨、眉の正中線、肩、耳、膝、くるぶしなど)の確認と正しい整列
3. 正しい動作回数は参加者の体調に合わせて設定し、質を重視する
4. 呼吸法と動作の連動:大きく息を吸い、すぼめた口で吐くことで動作を安定させる
5. 足、股関節、膝、かかとの正しい配置と重心移動の意識
6. グループレッスンでの自己修正の工夫:鏡の活用や体の向きを変えてのセルフチェック
7. ボールを利用したエクササイズにより、骨盤や背骨の位置確認とリセットの実践
8. 呼吸と動作の調和の重要性
9. 骨盤、背骨、股関節、ウエストの各部の正しい位置と動きの確認
10. ボールとタオルを使用した体勢の安定化
## ハイライト
– ` “正しいことで何回できるかだけで全然大丈夫なので、回数よりも質を重視しましょう。”– 《講義内の指示》 `
– ` “自分のペースでいいですよってのでご自身のペースで遠くへあなんか気持ちいいなぐらいがいいかなと思います。” `
– ` “気持ちだけでいいです。上げなくて大丈夫ですよ。” `
## 章とトピック
### 正しい姿勢のセルフチェックとライン設定
> 講義では、グループレッスンの中で自分の姿勢をセルフで修正する方法が詳しく解説され、縦と横のラインの基準(両手のひら、腰骨、へそ、みぞおち、鎖骨、眉の正中線、肩、耳、膝、くるぶしなど)を正しく設定することの大切さが強調された。
* **要点**
* 縦のラインは体の中心部分(腰骨から鎖骨にかけて)の正確な位置を確認する
* 横のラインは左右のバランス(肩、耳、膝、くるぶしなど)を意識する
* 鏡を利用することで、各自が正しい姿勢を保てるようセルフチェックが可能になる
* **説明**
参加者はクラス中に前後左右の鏡を活用し、自分の体のライン(例えば、腰骨、へそ、みぞおち、鎖骨、眉の間)を確認しながら動作する方法を実践。講師は具体的な位置や目線の基準を示し、正しい姿勢を維持するためのポイントを詳細に伝えた。
* **留意点**
* 鏡を使って自己確認を行う
* 各自の体型に合わせたライン設定が必要
* **特別な状況**
* もし鏡が使用できない場合は、指導者の指摘を仰ぐ
### 正しい呼吸法の重要性と動作の連動
> 呼吸と動作の連動が動作の安定性と質に直結するという点が講義で強調された。参加者は、吸うとき、吐くときに体の各部分と意識を連動させ、体幹を安定させる方法を学んだ。
* **要点**
* 大きく息を吸い、ゆっくりとすぼめた口で吐く
* 呼吸と連動した手や足の動きを意識する
* 呼吸法により体の重心や関節の動きを調整できる
* **説明**
講師は動作の前後にしっかりと息を吸い込み、吐くことで各動作の精度と体幹の安定を図る方法を具体的に指示。動作中に体や関節が無理なく動けるよう、呼吸と連動させる点を何度も強調した。
* **留意点**
* 呼吸と動作を合わせること
* 動作中に体が揺れすぎないよう注意する
* **特別な状況**
* もし呼吸が合わない場合は、動作をゆっくり調整しながら行う
### ボールを用いた体幹トレーニングの実践
> ボールを利用して体幹や骨盤、背骨の位置を確認しながらエクササイズを行う方法が説明された。ボールの位置調整により、体のリセットやストレッチが効果的に実施できる点が強調されている。
* **要点**
* ボールを胸の後ろや骨盤の裏に置いてエクササイズを行う
* 体重の均等分布と骨盤・背骨の正しい位置を意識する
* ボールの位置や体のラインにより、動作の迎え方や戻し方が変わる
* **説明**
講義では仰向けになってボールを使用し、背骨や骨盤の位置を確認しながら体の動きを追求するエクササイズが実施された。参加者はボール上での体の重心調整や、動作中の細かな体位の変化に注意を払うよう指導された。
* **留意点**
* ボールの位置を微調整して最適なエクササイズ環境を作る
* 体の重心移動とバランスをしっかり感じながら動く
* **特別な状況**
* もしボールでの動作が不安定な場合は、補助具を使用するか、指導者に確認する
### 呼吸と動作の同期による体幹の安定
> 講義では、呼吸に合わせて各部位(骨盤、背骨、股関節、ウエスト)が連動し、体の柔軟性やバランスを向上させる動作方法が詳細に説明されました。特に、ボールとタオルを使用して正しい体勢を維持する方法や、各部のラインを意識することの重要性が強調されました。
* **要点**
* 吸って吐くリズムの中で体幹をしっかりと固定する
* 骨盤が前方に傾いた場合は体重移動を足側にシフトする指示
* 背骨の柔軟性を保ちながら、順序立てて各部位の動きを行う
* タオルを利用し、肩甲骨と肩の位置を適正に保ち、首や肩の負荷を軽減する
* **説明**
この知識点では、呼吸を伴う体の動作の調整が基本となっています。具体的には、吸うときに体の各部を安定させ、吐くときに動きを実行することで、骨盤、背骨、股関節、ウエストの各部が連動し、効果的な動作が促されるという流れが解説されました。受講者は、指示に従いながら動作ごとにカウント(例:123458234、2345など)を行い、段階的な体の変化を体感するよう指導されました。
* **Examples**
> 参加者は、ボールを膝の間に挟み、両手を肩の真下に置くことで、横から見た際に膝の位置が骨盤の真上に来るように調整しました。また、タオルを使って肩甲骨を寄せ、肩の位置がマットから離れないようにすることで、首や肩への負担軽減にもつなげました。
* ボールを使用して、体幹の安定と正しい骨盤の位置を確認する
* タオルを使った引っ張りにより、肩甲骨と肩のラインが整えられることを確認する
* **留意点**
* 体のラインが崩れないよう、各部の位置を常に確認する
* 動作中に呼吸と動きを同期させることに注意する
* 片側に体重が偏らないよう、均等な重心移動を意識する
* **特別な状況**
* もし肩が過剰に上がりすぎて首に負担がかかる場合は、タオルで肩甲骨をしっかりと寄せるよう調整する
* 骨盤が正しい位置にない場合は、手の位置やボールの配置を再確認し、体重を足側に移すよう指導する
### 呼吸と動作の連動
> 講義では、呼吸のタイミングと動作の連動が強調され、吸う際には体を引き上げ、吐く際には体を戻すといったリズムの重要性が説明されている。特に『せーので気持ちだけ上げる』、『吸いながら戻って』、『吐きながら戻す』といったフレーズが多く用いられており、無理をせず自分のペースで動作することが推奨されている。
* **要点**
* 動作開始前に『せーので』とタイミングを計る
* 吸う・吐くの呼吸と連動して体の動きを調整する
* 気持ちだけの上げ動作で無理な力を使わずに行う
* **説明**
インストラクターは動作の各タイミングで呼吸法を徹底し、特に『気持ちだけ』の動作の意味を強調することで、無理な力を用いず正しいフォームでエクササイズを行う方法を示した。参加者は吸いながら体を引き上げ、吐きながら体を戻すことで、全身の連動性を意識しやすくなる。
* **Examples**
> 音声中で何度も『せーので気持ちだけ上げる』という指示があり、実際の動作では手の引き伸ばしと呼吸のタイミングが重視され、その結果、筋肉の緊張を抑えながらも正しいフォームを維持できることが示された。
* 呼吸に合わせた動作で体に不要な力がかからない
* 動作中にリラックスしつつも各部位の位置を意識する
* **留意点**
* 動作中は呼吸を止めないこと
* 無理に体を動かさず、気持ちだけで行うこと
* **特別な状況**
* もし動きの中で痛みを感じた場合、力まずにすぐに中止し、呼吸を整える
### 身体の正しいポジショニングとバランス
> 講義中は、正しい身体の位置とバランスの維持が細かく説明され、特に肩、膝、股関節、骨盤、正中線の位置に対して注意が払われている。各部の動きや角度を保ち、またそれらが連動していることがポイントとして示されている。
* **要点**
* 手首を曲げずに動作を行う
* 肩と膝、骨盤の位置を正中線に揃える
* マットの使用や足の角度の調整に細心の注意を払う
* **説明**
この知識点では、インストラクターが各動作中に身体の主要部分がどのように配置されるべきかを詳細に指示している。例として、『肩と膝の距離キープ』や『正中線に合わせて足を動かす』といった具体的な指示によって、演習参加者がバランスとポジショニングを正しく理解できるよう工夫されている。
* **Examples**
> 講義では『正中線見ながら』や『肩・膝・骨盤の位置一致』などの表現を用い、体全体のバランスを取るための基本姿勢が示された。
* 各部位の位置を意識しながら動作することで、体全体のバランスが保持される
* 正しい姿勢は無理な力を加えず、安全にエクササイズを行うために重要
* **留意点**
* 姿勢の崩れに注意し、各部位の位置を常に確認する
* 無理な動作は控え、正しいフォームを優先する
* **特別な状況**
* もしバランスを崩した場合は、すぐにマットに戻り、再度正しいポジションを確認する
### 背骨の積み上げと呼吸の連動
> このレッスンでは、背骨を下から順番にゆっくり積み上げて体を起こす動作と、吸うと吐くの呼吸のタイミングが重要なポイントとして説明されました。動作と呼吸を連動させることで、より正確なフォームと安全な体の動かし方が実現されます。
* **要点**
* 背骨を一つ一つ積み上げる動作の順序
* 息を吸いながら体を起こし、吐きながら戻るリズム
* 無理を感じた場合はそのまま休むことで体への負担を軽減
* **説明**
講師は、ボールを下腹に配置し両手を適宜使いながら、背骨を下から順番に積み上げる方法を細かく指導しました。呼吸と動作を一致させることで動作の正確性を高め、また、自分の体調に合わせて休むことの重要性を強調しています。
* **Examples**
> 最初にボールを下腹に配置し、両手を適宜使って背骨を一つ一つゆっくりと積み上げる練習です。吸いながら体を起こす動作と、吐きながら元に戻す動作が連動しています。
* ボールの位置を下腹に正しくセットする。
* 吸うタイミングでゆっくりと背骨を積み上げる。
* 吐きながら順に背骨を下ろし、体全体の動きを調整する。
* **留意点**
* 背骨の順序を守ること
* 呼吸と動作のタイミングを合わせること
* 膝裏や股関節の使い方に注意すること
* **特別な状況**
* もし体が無理と感じた場合、動作を一旦中断して休息を取ること
### 体のラインとバランスの維持
> このレッスンでは、体の縦横のラインを意識し、正しい姿勢とバランスを保つことが大切なポイントとして指導されました。横から見たときの一直線なラインが維持されることで、動作の正確性や体の安定性が向上します。
* **要点**
* 正しい体重の配分とラインの意識
* お尻、肩、足の位置の調整
* 動作中の体のバランスを常に維持すること
* **説明**
講師は、動作中に体の正面、横からのラインが乱れないよう注意深く指導しました。特に、足裏や肩、お尻の位置に注目し、動作ごとに正しい位置を確認することでバランスをとる方法を具体的に示しました。
* **Examples**
> 指導者が体の縦横のライン、特にお尻・肩・足などの位置と体重移動に注意を払いながら、正しいバランスを保つ練習を行います。
* 横から自分の体のラインを確認する。
* 足裏、肩、お尻の正しい位置を意識する。
* 動作中に必要ならば軽く頷き、体のバランスを再調整する。
* **留意点**
* 背骨が乱れないようにすること
* 各部位の位置を常にチェックすること
* 動作中の体重移動に注意を払うこと
* **特別な状況**
* バランスが崩れた場合は、動作を中断し再調整を行うこと
## 宿題と提案
* 各自、自分の姿勢をセルフチェックし、鏡を利用して正しい体のライン(縦・横)を確認すること
* 呼吸法と連動させながら、無理のない範囲で各動作を実施すること
* ボールを使ったエクササイズにおいて、体重の分布と骨盤・背骨の位置を意識し、適切な調整を行うこと
■英語に翻訳いたしました。
# Lecture: Self-Assessment of Posture, Coordinated Breathing, and Core Strengthening
> Date: 2025-03-07 19:12:50
> Location: [Pilates Studio]
> [Pilates Posture Check]
`Posture` `Breathing` `Core Stability`
## Theme
In this lecture, participants will learn the importance of self-checking correct posture, coordinating breathing with movement, and maintaining core stability and balance through group lessons. Specific techniques using mirrors, balls, and towels are emphasized to enhance high-quality movement and self-adjustment.
## Key Points
1. The importance of self-assessing your posture within a 60-minute class.
2. Checking vertical and horizontal lines (hips, navel, sternum, collarbones, eyebrows, shoulders, ears, knees, ankles) and proper alignment.
3. Focusing on quality over quantity, adjusting the number of repetitions based on the participant’s condition.
4. Coordinating breathing and movement by taking deep breaths and exhaling through pursed lips for stability.
5. Awareness of proper foot, hip, knee, and heel placement and weight shifts.
6. Utilizing mirrors and adjusting body orientation for self-correction in group lessons.
7. Practicing exercises using a ball to verify and reset the position of the pelvis and spine.
8. The significance of harmonizing breathing with movement.
9. Confirming the correct position and movement of the pelvis, spine, hips, and waist.
10. Stabilizing posture using balls and towels.
## Highlights
– “It’s perfectly fine if you can do it correctly just a few times. Quality over quantity.” — 《Lecture instruction》
– “Go at your pace, comfortably reaching out.”
– “Just the intention is enough. No need to overextend.”
## Chapters and Topics
### Self-Check of Correct Posture and Line Setting
> The lecture detailed methods for self-correcting posture within group lessons and stressed the importance of setting vertical and horizontal lines (palms, hips, navel, sternum, collarbones, eyebrows, shoulders, ears, knees, ankles) correctly.
* **Key Points**
* Vertical line: Ensure correct positioning from hips to collarbones.
* Horizontal line: Maintain left-right balance (shoulders, ears, knees, ankles).
* Use mirrors for self-checking correct posture.
* **Explanation**
Participants practiced with mirrors to check their body lines (e.g., hips, navel, sternum, collarbones, between eyebrows) during movements. Instructors provided specific guidelines for maintaining the correct posture.
* **Considerations**
* Use mirrors for self-assessment.
* Tailor line setting to individual body types.
* **Special Situations**
* Seek instructor guidance if mirrors aren’t available.
### Importance of Proper Breathing and Movement Coordination
> The lecture emphasized that coordinated breathing and movement directly impact stability and quality. Participants learned to stabilize their core by linking breathing with body awareness during inhales and exhales.
* **Key Points**
* Inhale deeply, exhale through pursed lips.
* Synchronize movements of hands and feet with breathing.
* Adjust the body’s center of gravity and joint movement through breathing.
* **Explanation**
Instructors stressed using breathing before and after movements for precision and core stability.
* **Considerations**
* Align breathing with movements.
* Avoid excessive body sway during motion.
* **Special Situations**
* Adjust movements slowly if your breathing doesn’t sync.
### Core Training with Balls
> The utilization of balls for confirming the pelvis and spine position during exercises was explained. The benefits of effectively resetting the body through ball placement adjustments were emphasized.
* **Key Points**
* Place a ball behind the chest or pelvis for exercises.
* Balance body weight and maintain correct pelvis and spine position.
* Movement approaches and returns vary with ball placement.
* **Explanation**
Participants practiced lying on their backs using balls to explore movements and make adjustments for spinal and pelvic alignment.
* **Considerations**
* Adjust ball placement for optimal exercise conditions.
* Feel weight shifts and balance during movement.
* **Special Situations**
* Use support or consult an instructor if motion is unstable with the ball.
### Synchronization of Breathing and Movement for Core Stability
> The lecture detailed how coordinated breathing and movement enhance flexibility and balance. The use of balls and towels for maintaining the correct posture and aligning lines was stressed.
* **Key Points**
* Fix the core to the rhythm of inhaling and exhaling.
* Shift weight to feet if the pelvis tilts forward.
* Maintain flexibility of the spine while sequentially moving parts.
* Use towels to maintain proper position of shoulder blades, reducing neck and shoulder strain.
* **Explanation**
The lecture focused on adjusting body movements to breathing for effective engagement of the pelvis, spine, hips, and waist.
* **Examples**
> Participants placed a ball between their knees and hands under shoulders to align knees with the
【絵本】マンタに乗った少年
は、2025年冬全国書店にて発売されます。
マンタに乗った少年の原作は、
「ガンと闘う10歳の僕におきた奇跡」です。
こちらの書籍版はこちらから
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生き抜く力【ガンと闘う10歳の僕に起きた奇跡】|ほっし校長|note
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