【末期小児ガンからの生還】神様、なぜ僕の命を助けたの? No5

жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
【末期小児ガンからの生還】
神様、なぜ僕の命を助けたのですか
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж

жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
◼️オススメ
小児ガン患者さん、ご両親にもオススメの内容です

жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
◼️自己紹介


骨肉腫サバイバー
(筆者 ほっし校長)

私は小児ガン(骨肉腫)サバイバーです。
わずか10歳で、末期ガンの告知を受け、手術、闘病を経て、今までの人生を生きてきました。
自らの経験を生かして、小児ガン患者の子供たちの心の支えとなれるよう活動を続けています。

жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
NO5
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
   自我に目覚めるきっかけ
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
 
 
 ガンの手術を施した傷跡は
 学校の同級生の前では、勇者の証となった

 
 自宅療養開始後、初めて小学校に登校した日

 
 空はどんよりと曇り、まだとても寒い季節だった

 広島県の県東部にある、私の住む町

 この町には小学校が4校あったが、

 生徒数の少ない方から数えて2番目

 全校生徒数はとても少ない田舎の学校だった

 それでもクラスは1学年3クラスあった

 私が、小児がんを発症したのは、
 小学3年生の夏

 そして、今は小学4年生の冬だった

 入院中に、学年もクラスも、そして

 担任の先生や、クラスの仲間も変わっていた

 僕はまるで、転校してきた生徒のように

 キョロキョロと落ち着かない様子で
 自分の席を見つけた

 仲の良かった友達が別の教室から
 僕の顔を観に来てくれた

 「治った?」

 
 「もう、ずっと学校来れる?」

 「手術の傷見せて!」

  物珍しそうに、友達は僕の身の回りを囲った

  どうやら、このクラスには仲の良かった友達は
  少なそうだった

  初登校なのに、
  終わりかけの学年

  4年生で使う教科書には、
  全く折り目が付いていない

  クラスの仲間も、担任の先生も、
  そして、元々いた3年生の仲間、教室の雰囲気

  それら全て、その記憶のまま時間が止まっていた

  「ここに僕の居場所はない」

  そう感じた

  そして、自宅にも僕の居場所はなかった

  毎日、毎日 言葉と力で押さえ込むように、

  父親からの、執拗なしつけが以前と変わらず

  続いたからだ

  もっと幼い頃は、母親が仕事の出勤日を減らして
  自宅で看病してくれていたが

  今は、僕の治療費のために、むしろ出勤日を
  増やしていた

  母親と一緒にいる時間が短くなるほど、
  父親と一緒の時間が多くなった

  生きている心地がしなくなるほど、辛かった

  「やっぱり、神様はいないんだ」

  「いたとしても、僕の傍に神様はいない」

   絶望感と、孤独感

   何一つ希望を持てなかった

   入院中から自宅療養の間、
   全く開けることのなかった机の引き出し

   上段の一番大きな引き出しを引いてみた

   前に開けたのは、一年以上前だった

   そこには、テストの答案用紙と
   その上に、カッターナイフが1つ置いてあった

   不純な動機で、保管してあったカッターナイフ

   図画工作の好きな僕のことを疑いもしない

   僕の両親は、想像もしていなかっただろう

   その、カッターナイフが
   なぜその引き出しにあったのかを

жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
最後までお読みくださり、ありがとうございます。

さて、

次回の内容は
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
NO6
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
     新しい生命誕生の意味
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж

お待ちしています

 
жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж
◼️バックナンバーの紹介

私の著書

【あなたのお時間1分だけください】骨肉腫を発症した僕に起きた奇跡

жжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжжж


ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

おすすめ記事

コメントを残す