【末期小児ガンからの生還】神様、なぜ僕の命を助けたの? No9

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【末期小児ガンからの生還】
神様、なぜ僕の命を助けたのですか
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◼️オススメ
小児ガン患者さん、ご両親にもオススメの内容です

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◼️自己紹介


骨肉腫サバイバー
(筆者 ほっし校長)

私は小児ガン(骨肉腫)サバイバーです。
わずか10歳で、末期ガンの告知を受け、手術、闘病を経て、今までの人生を生きてきました。
自らの経験を生かして、小児ガン患者の子供たちの心の支えとなれるよう活動を続けています。

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NO9
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     溢れる悲しみ
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*文章中の、「◯ぐられた」の◯には、「な」を入れて
お読みください。
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 人はみな、悲しみを抱いて生きている

 一生消えることのない、深く鋭い傷

 その傷のことを、勲章と呼ぶ人がいるが

 決して、そう思えない人もたくさんいる

 人は必ず、弱い一面を持っている

 それは

 その人にしか分からない

 それは

 その人にしか解決できない

 そして

 私にも、それはあった

 これまで50年近く生きてきた、その間も

 ずっと向き合い続けてきた

 答えのない問題に向き合い続けた

 私は、この家庭に生まれ、育てられている

 この家庭から放り出されたら、
 生きていけるわけもなく

 ずっと、この家の子供で居続けないといけない

 たとえ、どんなことをされても

 私は父に毎日のように、◯ぐられた

 ◯ぐられ、ふらつき、そして転んだ時には
 蹴飛ばされ、
 
 そして、引きずりまわされた

 ◯ぐられた小学生の私の身体は、まるで、
 丸められた紙屑のように、いとも簡単に、
 宙を舞い上がり

 そして、

 地面に叩きつけられた

 ◯ぐられた理由は

  ・朝起きるのが遅い
  ・挨拶の声が小さい
  ・漢字の書き順が間違えている
  ・トイレの電気の消し忘れ
  ・宿題で出された計算問題の間違え
  ・お部屋の片付けが出来ていない
  ・お庭の草むしりが出来ていない
  ・玄関の靴が揃っていない
  ・通知表に集中力が続かないと書かれている
  ・ぜんそくの発作が続く理由を
   生活態度の悪さだと指摘されて
  ・学校での親子面談で先生に指摘されたこと
   全てに対して
  ・漢字の辞書のめくり方が悪い、遅い
  ・年賀状の漢字の書き順が間違っている

  など、きりがない程に毎回、
  理由を並べられた

  ◯ぐられながら

  その日、なぜ◯ぐられているのか?
  その理由を忘れるほどに、殴られた

 私は、泣き叫んだ

 小児がん(骨肉腫)を乗り越えた後も、変わらず
 その「しつけ」は続いた

 母も手を出せないほどの、その勢いには、
 きっと、神様も止めることのできない何か強い力
 が働いていたのかも知れない

 私がどんなに泣き叫んでも、もう助けてくれる人は
 いない

 「おじいちゃん」
 「おばあちゃん、助けて」

 私が助けを求めることが出来るとしたら、
 それは
 母方の祖父と祖母だった

 二人は私の現状を知らない

 私の現状を知ってくれたら、
 きっと助けてくれるだろう

 そう信じていた

 だが、父のいるところで、
 そんな話が出来るわけもなく

 結局、いつもの日常が繰り返された

 父がズボンのベルトを緩めた

 そして、

 そのベルトを二つ折りにし、壁に叩きつけた

 私は恐怖に怯えた

 壁に叩きつけられたベルトのきしむ音がリビングに
 響き渡った

 「僕が何をしたんだ?」

 「何にも悪いことしてないのに」

 毎回、その答えを教えてもらえないまま、
 いつものように、叩かれ、床に倒された

 私は必死の思いで、自分の部屋に逃げ込んだ

 ドアを蹴る音、衝撃が私の心を破滅させた

 「何もかも砕け散ってしまえ!」

 私は無意識のうちに、
 部屋の窓から外に飛び出していた

 裸足のまま、家の裏から表に回って

 表に面した道路に飛び出した

 私は、裸足のまま家を後にした

 小学5年生の夏の夜だった
 

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最後までお読みくださり、ありがとうございます。

さて、

次回の内容は
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NO10
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      ナイター観戦の夜
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お待ちしています

 
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◼️バックナンバーの紹介

私の著書

【あなたのお時間1分だけください】骨肉腫を発症した僕に起きた奇跡

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ほっし校長

10歳の時、100万人に1人の確率で発症の希少ガン(骨肉腫)を発症。
主治医からの、ガン告知と右足の切断と余命の宣告。自らの経験から、ガン患者さん、特に小児ガンの子供たちの心を世界中に伝えたい。

At the age of 10, one in one million people develops a rare cancer (osteosarcoma).
Cancer notification, amputation of right leg and life expectancy from the attending physician. From my own experience, I would like to convey the hearts of cancer patients, especially children with childhood cancer, to the world.

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